【近畿】涼風吹く真夏の伊吹山
2018年 08月 20日
2018年8月18日(土)、滋賀県の最高峰である伊吹山に行ってきました。
標高1,377mということで連日の酷暑もあり敬遠していたのですが、一転して秋のような涼しさが到来したため決行しました。
▼ コースタイムやルートなど ▼
■アプローチ
予定よりも遅い午前5時過ぎに起床。始発の電車で出発するつもりだったので完全に出遅れました。
単独行の場合、早起き出来ない日は山行を中止したりするのですが、絶好の山日和なだけに慌てて身支度を整え6時前に出発しました。
大阪駅で快速に乗り一旦米原を目指します。土曜日の早朝だというのに車内は満員で寝起きの身にはツラいものがあります。
米原駅の売店で昼食を仕入れ、豊橋ゆきの新快速に乗り換えます。10分ほどで近江長岡駅に到着し、湖国バスに飛び乗り伊吹登山口を目指しました。
標高200m付近からのスタート
■伊吹登山口~伊吹山頂
登山口で登山届を提出し山行を開始します。
今回は最もメジャーと思われる表登山道をピストンするルートで行きました。
登山口を過ぎると早々に樹林帯へ突入します。
日陰なので快適かと思いきや大変蒸し暑く、少しでもペースを上げるとすぐに汗が噴き出してくるので一定の歩行速度を維持します。
1合目に到達し樹林帯を抜けると、強烈な日光にさらされ体温は更に上昇します。
真夏の日差しの下でペースは下がる一方です。
ここから5合目辺りまでひたすら辛く、ほとんど無の状態で登っていたように思います。
いくら涼しいといえど、やはり真夏の低山なので暑いことに変わりはないのです…
標高700mを超えた辺りで威圧的な山容が目の前に広がります。アレを登らなければならないのかと思うと内心穏やかではありません。
酷暑の時期に訪れていたら敗退待ったなしです。
なおも進み続け、5合目を過ぎて登山道が九十九折になる辺りで風が吹き始め、適度にクールダウンでき事なきを得ます。
それと同時に日光が雲に遮られたことでペースが上がり、山頂まで一気に登り切ります。
山頂直下まで九十九折の道が延々と続きます。
三角点を踏んだあと山頂付近を軽く周回。
北方には思っていたよりも山々が連なっていて驚きます。
山頂で休憩していると肌寒いくらいです。
お花も楽しめます
琵琶湖の向こう側には比良山地。
■下山
景色を堪能した後は登山口まで一気に駆け下ります。
適度な体温の高さを感じながら、登りの半分ほどの時間で標高を下げていきます。
いかにも夏山の様相で大変よい
あっという間に下山完了。
バス停に着き時刻表を確認するとタッチの差で近江長岡ゆきのバスが出発してしまった模様。
2時間以上先までバスがないため、迷わず入浴施設を求めて歩きます。
今回は、伊吹登山口から近江長岡駅方面へ徒歩20分ほどの場所にある「伊吹薬草湯」に立ち寄りました。
混雑しているものと思いきや浴場には6人ほどしかおらず、ゆったりと過ごすことができました。
ここから更に徒歩40分かけて近江長岡駅へ向かいます。駅から登山口まで徒歩で移動すると合計1時間ほど掛かりますが、
伊吹山を眺めながら田んぼ道をぶらぶらと歩くのは乙なものであります。(暑くなければの話ですが…)
以上、真夏の伊吹山からお届けしました。
by umi-haru
| 2018-08-20 22:49
| 登山